アウトドア キャンプ

ファミリーキャンプはコンパクトカーでも大丈夫!積み方とおすすめのギアをご紹介!

こんにちは、アウトドア用品とインテリア雑貨のWEBショップ、ビオトープです。

コンパクトカーではファミリーキャンプに行けないと思っていませんか?そんなことはありません!
工夫は必要ですが小さいクルマでもキャンプは可能です!

この記事は、
・コンパクトカーでファミリーキャンプを考えている方
・キャンプ道具の積載が苦手な方
に向け、キャンプ道具の選び方や積載のコツをご紹介します。

実際の積載・キャンプの様子

我が家でキャンプに行くときの実際の積載です。
家族構成は、私、妻、8歳長男、4歳長女の4人家族です。
ちなみに我が家の愛車はホンダVEZEL(初代)です。
「コンパクトSUV」と呼ばれるタイプです。

出典:https://www.honda.co.jp/

そしてこちらが、この荷物でつくったサイトです。

あんまりおしゃれではないですが、普通にキャンプができています。
道具選びを間違えないで、積載のコツがわかっていればコンパクトカーでもキャンプに行けます!

コンパクトカーに積める道具選びの考え方

キャンプ道具選びの五ヵ条

  1. 車のサイズより大きい道具を選ばない!
  2. 軽量コンパクトは正義!
  3. スタッキング!
  4. 使わないものは持っていかない!
  5. どうしても持っていきたいなら持っていく!

あたりまえだろ!と思うかもしれませんが、好みだけでキャンプ道具を選んでいると普通に失敗します。
以下に一つずつ説明させていただきます。

1. 車のサイズより大きい道具を選ばない!

 例えば、ファミリーキャンプで人気のキャプテンスタッグのベンチは、幅が104cmあります。
VEZELにはギリギリ積めますが、タイヤハウスをよけてリアシートの背もたれに沿わせるように積まなければなりません。
自分の車のラゲッジスペースのサイズは把握しておきましょう。

幅はギリギリで、斜めに積んでいるのでクーラーボックスをどかすと倒れます。

2. 軽量コンパクトは正義!

 特に寝具・チェアなど、かならず人数分そろえなければならないものは、コンパクトになるものを選びましょう。
またファミリーキャンプでは、大人がこどもの道具まで用意してあげることが多いと思います。
軽いものを選ぶと設営・撤収時の疲れ方が変わります。

左はコールマンのリゾートチェア、右はヘリノックスのコンフォートチェアです。

3. スタッキング!

 スタッキング(積み重ね)を徹底するとかなり荷物をコンパクトにできます。
揃いの食器をスタッキングするだけでなく、クッカーの中にガス缶をいれたり、飯盒の中にお米を入れたり、火消し壺の中に薪を入れたり。
アイディア次第で荷物がどんどん小さくなりますよ!

4. 使わないものは持っていかない!

 「あったら便利かな」くらいのものはきっぱり持っていかない方がいいと思います。
カッティングボード、スパイスボックス、大きすぎるジャグなど・・・
ただし、エマージェンシーグッズは必ず持っていきましょう!

5. どうしても持っていきたいなら持っていく!

 上の4カ条に矛盾しますが、どうしても持っていきたいものは持っていきましょう!
サイズは大きいけど雰囲気バツグンのお気に入りのランタン・・・
絶対必要ではないけどこのハンモックに揺られているのが至福の時間なんだ・・・ などなど、
超お気に入りの道具がある場合は、持っていきましょう。
キャンプ中に思い出して「持ってくればよかったなあ・・・」となります。
「お気に入りの道具を使う」ことはキャンプの醍醐味の一つだと思います。持っていきましょう。頑張って積みましょう。

キャンプ道具積載のコツ

ラゲッジルームの使い方

・ほとんどのクルマはリアシートの背もたれが斜めになっているので、デッドスペースにならないようにしましょう。

例えばコンテナボックスを手前に積んでしまうと、これだけのデッドスペースができてしまいます。

この部分にぴったりくる形の荷物が無ければ、寝袋など柔らかいものを詰めておくのがオススメです。

・ラゲッジルームの下に収納がある場合は活用しましょう。


ウチのVEZELの場合このくらいしかありませんが、寝袋とクッカーくらいは入ります。


この状態でフタが閉まらなくても、寝袋だったら潰れてもいいので安心です。

*積んだことを忘れがちな場所なのでオートキャンプじゃない場合は注意が必要です!

ラゲッジスペース以外を活用する

・後部座席の足元
我が家の場合、まだ子供がチャイルドシートを使用しているため、ある程度足元に荷物を置いても邪魔になりません。
コンテナボックスであれば、足を載せたり上に乗っても大丈夫なものもあります。(使用するコンテナボックスの耐荷重は確認しましょう。)


座面の下部分が空いている場合は活用できます。


・天井
天井ネットなどを使用して、頭の上の空間を活用することもできます。
*ルームミラーの視界を遮らないよう注意!


・座席と座席の間
運転席と助手席の間、後部座席の間に空間があれば活用できます。
我が家では、運転席と助手席の間に車内で食べるお菓子などを入れたトートバッグを積み、
後部座席の間に寝袋やブランケットなど柔らかいものを積みます。

・シートバッグポケット
取り外し式のシートバッグポケットを使えば収納スペースを増やすことができます。
中にはハンガーラックにも取り付け可能なアウトドア仕様のアイテムも。

背もたれについているポケットだけでも、平らなものなら収納することができます。
*ここも積んだことを忘れがちな場所なので注意しましょう!

汚くてすみません・・・子どもが蹴るので・・・




大きなコンテナボックスに道具をまとめると、積み下ろしはしやすくなります。しかし、小さな隙間を埋められず結果的に積載量が減ってしまう場合があります。
あえてまとめずに小さな隙間を少しずつ埋めていく、というのもたくさん荷物を積むコツです。
その場合は畳めるトートバッグを用意すると、積み下ろしのとき便利です。
また、着替えも大きなバッグにまとめるのではなく、小さなバッグに小分けにし、ちょこちょこできるデッドスペースを埋めていくといいと思います。

積載の手順

我が家の実際の積載手順です。

まずは何をどこに積むか、大まかに決めます。
ざっくりでOKです。

ラゲッジスペースに積む荷物
ラゲッジスペース以外に積む荷物

ラゲッジルーム

1. ラゲッジアンダーボックスに積む

寝袋1個とクッカーを積みます。

2. 大物を積む
テントやベンチ、クーラーボックスなど大きいものの場所を先に決めます。
道中で買い出しをする場合はクーラーボックスは手前に積みましょう。

ベンチ、クーラーボックス、テント、テーブルを積みます。

3. 隙間を埋めていく。
タイヤハウスの周りなどにデッドスペースができやすいです。
ある程度高さを揃えるようにすると、2段目が積みやすくなります。

クーラーボックスの奥に寝袋、チェアを、左にも寝袋。 テーブルの右側にハンガーラックを差し込みます。

4. 2段目、3段目を積む。
リアゲートが閉まらなくならないように注意!
ルームミラーの視界を遮らないようにしましょう。

テーブルの上にチェア、マット、着替えを積みます。
フィールドラックを載せます。上に乗せるマットを曲げて押し込むため、奥にスペースを開けておきます。
マットでクーラーボックスと高さを揃え、上に薪ボックス・コンテナボックス・焚き火台・着替えバッグを積みます。

5. 荷崩れしないかの確認
荷物を少しゆすってみて安定しているか確かめましょう。
ベルトで固定すると安心です。


ラゲッジルーム以外

1. 後部座席のチャイルドシートの間に積む。
ここは寝袋、着替えなど柔らかいものを積むことが多いです。

2. 後部座席足元に積む。
フラットなタイプのコンテナボックスや、サンダルなどを積みます。

マットは座面下に積むことにしました。

運転席と助手席の間に積む。
車内で食べるお菓子や、虫よけなどが入ったトートバッグを積みます。

積載完了!

実はまだこれだけ積めるスペースがありますので、寒い時期に着替えが増えても大丈夫です。

赤い〇の部分にまだ空間があります。

ファミリーキャンプに行ける!おすすめコンパクトカー

これからクルマを選ぼう!という方には車内高が高くラゲッジルームが広いクルマがオススメです。
小型車でもばっちりキャンプに対応しているクルマをご紹介します!

トヨタ ポルテ

出典:https://toyota.jp/

助手席と後部座席のドアが一体化したスライドドアというユニークなクルマ。
コンパクトな見た目に反し広々とした室内で、車内高が高いので縦に広く使えます。
また後部座席の足元が広いので有効活用できます。

スズキ ソリオ

出典:https://www.suzuki.co.jp/

リアシートを前後にスライドすることができ、ラゲッジルームの広さを調節することができます。
グレードにより容量が異なりますがラゲッジアンダーボックスがあり、抜群の積載量を誇ります。

三菱 デリカD:2

出典:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/

こちらもリアシートを前後にスライドすることができ、ラゲッジアンダーボックスがあります。
「助手席シートアンダーボックス」など多彩な収納スペースがたくさんあります。

お気に入りのクルマにこだわりの道具を積んで、家族とともにフィールドへ。
これだけでワクワクしてきますね!
安全運転で、ファミリーキャンプをお楽しみください!





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