こんにちは。インテリア雑貨とアウトドア用品のお店、ビオトープの店長です。
今日は、わたしが趣味で育てている植物を紹介したいと思います。
パキポディウムグラキリス育成記 2021.1.16
早速ですが、パキポディウムグラキリスという植物はご存知でしょうか。
キョウチクトウ科の植物で、マダガスカル原産の塊根植物です。
塊根植物とは?
塊根植物 caudex
アフリカ大陸や中東などに生息している多肉植物の総称。
見た目は乾燥地に耐えれるよう、幹や枝葉は丸みを帯び、ずんぐりむっくりした形が多数です。
アフリカやマダガスカルに自生している有名な「バオバブ」の木も塊根植物に属しています。
成長が遅いからこそ、じっくりと観察ができるのも最大の魅力です。引用:https://www.interiorplants.co.jp/c/plants/Caudex
パキポディウムグラキリスの種類
この、パキポディウムグラキリスという植物は非常にユニークなかたちをしており、初めて見たときはナンジャコレ状態でした。
しかし雑誌やネットで何度も見るたびにカッコイイ!ホシイ!状態になったのですが、なんせ値段が高い。
最近は調べてないので価格の相場は知りませんが、当時(2015年ころ)好きな形のものが30万円くらいで売られていた記憶があります。
あるとき私は気づいたのですが、パキポディウムには「現地球(げんちきゅう)」と呼ばれるものと「実生(みしょう)」と呼ばれるものがあります。
「現地球」は、マダガスカルで採取された株を日本へ輸送したもの。
「実生」は種から育てたもので、日本で発芽させたものは「国内実生」と呼ばれます。
実生!種なら安いのでは?
と思い調べてみるとヤフオクで10粒1000円!
買いました。
しかし試行錯誤しながら1年に10粒ずつ育てたものの、残ったのが写真の3株です。
当店は札幌にあり、冬は屋外だともちろん氷点下ですが、室内でなんとか過ごせています。
これからパキポディウムやその他多肉植物、観葉植物を育ててみたいけど寒い地域でも大丈夫かな?
と迷っている方に情報をおとどけできたらな、と思っています。
自分なりの実生の方法なども紹介したいと思っています!
↑奥の2つが2016年播種で、手前のものが2017年播種です。
横にLEGOのアイアンマンを置いてみました。
大きさの想像がつきやすいかと思って・・・